オールタイムマイベストテン |
1996年に洋画鑑賞本数1000本突破を記念して(?)私の人生に多大な影響を与えた一生愛し続ける映画を選びました。 |
イレイザーヘッド |
「ツインピークス」のデビッド・リンチの長編デビュー作で話はとにかく映像が凄い。見る人の想像力を喚起させる悪夢のような映画。万人には薦められないが、凄い映像体験はできる。 |
ガープの世界 |
私の物書き志望を決定づけただけでなく、人生観にまで影響を与えてしまった大好きなドラマ。「フォレストガンプ」は私から見るとこれのパクリにしか思えない。原作も素晴らしい。 |
サンセット大通り |
人生の苦渋を閉じこめた名作。個人的にはこれを越える女性を描いた映画は存在しないと思う。愛、傲慢、傷心、老い…これらの要素を普遍的に一度に語ってしまう凄さ。 |
2001年宇宙の旅 |
小5で最初TVで見たときは退屈だった。中3で劇場で見たとき、鳥肌がたつほど興奮した。究極の映像体験。私の生涯のベストワン。何度見ても凄い。(ただし劇場で) |
ファンダンゴ |
数少ない私が共感できた青春映画。これで私はケビン・コスナーいう俳優(初主演作)とパット・メセニーというミュージシャンを好きになった。すっとぼけていて、じめじめしてないから好き。 |
普通の人々 |
小6の反抗期だった私を涙させた名作。私が家族を描いた映画に弱いのは、自分の問題としてとらえやすいからだと思う。この作品も私の家族観に影響を与えているはず。レッドフォード初監督作品。 |
ブレードランナー |
一番映画館で見ている回数が多い作品。いわゆるサイバーパンクに多大な影響を与えたSF映画の金字塔。視覚効果も素晴らしいが、その哀感漂うハードボイルドなムードもたまりません。 |
街の灯 |
チャップリンはどれも好きだが、どうしても1本と言われたらこれ。こんなにおかしくて美しくて残酷で哀しい話はない。ボクシングシーンで笑い疲れたあと、あのラストでうるうるする。 |
Uボート |
映画館で私を初めて涙させ、衝撃のどん底にたたき落とし、映画好きの道を歩ませ始めた戦争映画の大傑作。戦争下の人間の魂を現代人に突きつけてる。音楽も素晴らしい。 |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ |
上映時間が長いことに意味がある希有な作品。これは何度見ても大泣きする。有楽町マリオンの日本劇場柿落としで私に至福の時をもたらした。大河ドラマの決定版! |