2000年ビデオ鑑賞リスト

ディープエンド・オブ・オーシャン
*1/2 話の本質をどこに置くかに迷いがあるので、どっちつかずな内容になっている。

アンドリューNDR114
** いのちの愛しさ、はかなさという悲しみの表現が希薄なのが致命的。

ダークシティ
*** 話の設定は面白い。超能力戦が安っぽいのがもったいない。

バッファロー'66
*** 主人公の人間像を鋭くえぐる確信犯ギャロ。ただしやりすぎもあり。

暴力脱獄
*** すべてがクール。その中に人間の尊厳、男の生き様といったアツさを秘めた一編。

わんぱく王子の大蛇退治
*** 大興奮の大蛇退治シーン。その躍動感は永遠の輝きをはなつ。

ディープ・ブルー
* 頭悪すぎ。

ファイト・クラブ
*** 確固たる映像スタイルとおかしさ。それが話の深みにならないもどかしさ。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
**1/2 ウェルメイドな手触りに欠けている。知恵を感じない。

地獄(1960)
**1/2 とにかく圧倒的な前半。本当に怖いのはやはり人間。

ひまわり
**1/2 絶景のひまわり畑と美しいマンシーニのテーマ。それを上回れない人間模様。

呪怨
**1/2 良くも悪くも終わらない悪夢。

8MM
*1/2 倫理観の堕落という本来のねらいがまったくいかされていない。

ラストサマー
** なーんも考えてないしょーもない人畜無害能なしホラー。

ウエスト・サイド物語
**1/2 のどかな時代の物語。ダイナミックな撮影は見事。陳腐なドラマ部分。

Uターン
*1/2 すべてに中途半端。コメディにもハードボイルドにも、ましてや人間ドラマにもなってない。

恋愛小説家
**1/2 ヘレン・ハントが絶品。ニコルソンもさすがの貫禄。もう少し話の交通整理を。

トゥー・ムーン
*1/2 シェリリンに*1つ。そういう計算というわけで。

レ・ミゼラブル
*1/2 前半は見せ場も多いが、とにかく後半が退屈。しつこすぎ。

ビッグ・ヒット
*** 小粋なB級快作!

踊る大捜査線 THE MOVIE(完全版)
*** シチュエーションコメディとしての面白さ。これが本編のみの世界だったら万々歳。

クルーエル・インテンションズ
**1/2 心理ドラマの入門編としてはユニーク。だがそれ以上の深みはない。

フランケンシュタイン(1931)
**1/2 怪物に荘厳さを感じる。

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版
* これほどの愚行を私は許せない。

サイコ(1998)
* 品がない。能がない。

八月のクリスマス
**1/2 ソッキュの笑顔。切ないラスト。雑な音楽処理がもったいない。

アイアン・ジャイアント
*** 時代背景を巧みに取り入れたシンプルでハートウォーミングな物語。

ガタカ
***1/2 知的な美しさ。心揺さぶる情感描写。技術的確かさ。素晴らしい!

知りすぎていた男
**1/2 コンサートの盛り上がり方はさすが巨匠。でも悪役に魅力がないのが寂しい。