2001年ビデオ鑑賞リスト

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
***1/2 今の日本をきちっと見据える視点の鋭さ。泣けた。

ギター弾きの恋
*** この淡さと枯れ方がしみる。ショーン・ペン見事! ユマ・サーマンとの話が余計。

太陽を盗んだ男
*** これが水準にならなきゃ仕方がない。主演2人は最高。池上季実子最低。音楽稚拙。

ラッシュアワー
** 1+1=2にならない映画作りの難しさ。

ザ・チャイルド(1976)
***1/2 シンプルゆえの恐怖。ホラーだから出来るタブーへの挑戦の真骨頂。

サスペリア
**1/2 そのスタイルには面白いものの、私の好みではない。

回路
** 独創的な設定をぶちこわす安っぽいものの数々。

パットン大戦車軍団
**1/2 パットンという男の人物描写は面白いが、発想がアメリカ的。

マイ・スクール・デイズ
*** ほろ苦くて味わい深いドラマ。フィニーの抑制された演技が素晴らしい。

FAIL SAFE 未知への飛行
*** 簡潔な組み立てが生み出す力強さ。

花の吉原百人斬り
**1/2 所作の妙で見せる内田演出。現在に通じる物語。

クレイマー、クレイマー
***1/2 知性と情感が高いレベルでとけあっている。ダスティン・ホフマンは素晴らしい。

ブレイブハート
**1/2 戦闘シーンの醍醐味を支えるドラマが支離滅裂なのがもったいない。

ザ・セル
**1/2 見た目だけ。

17歳のカルテ
**1/2 異常正常の境目というあいまいな存在にアプローチする面白さと、
それを繊細に描けないもどかしさ。

マグノリア
*** 収拾がついていたら最高だったのに。

グリーン・デスティニー
*** 物語が融和していないが、アクションシーンは素晴らしい。

ロリータ(1961)
** ミスキャストがすべて

ダウンタウン
**1/2 小気味いい。それだけ。

象のいない動物園
** シンプルで哀しい。でももっとシンプルでいい。

ダンサー・イン・ザ・ダーク
*1/2 これがマジなのか、冗談なのか。とにかく不気味としか言いようがない。ふ

ロリータ(1997)
** アイアンズのおかしみ。ランジェラの狂気。

イギリスから来た男
***1/2 シンプルでほのかに哀愁を漂わせたダンディズムを体現する作品。ふ

レインメーカー
** ふたからはみ出さんばかりの出来の悪い幕の内弁当。

ホワット・ライズ・ビニース
* えーい、まどろっこしぃ!

トーク・レディオ
*1/2 変な遠慮とノリの悪さ、そしてありがちな話。

乱気流 グランド・コントロール
*** これぞB級テイストあふれる逸品。

ふるえて眠れ
**1/2 ベティ・デイビスだけで充分怖い。

肉体の悪魔(1977日活)
** 野平ゆきはなんと魅惑的。

ウィッカーマン
***1/2 強烈な世界観と個性的な語り口、少々の毒。まさに魅惑的な悪夢の世界。

シーズ・オール・ザット
**1/2 甘味のきつい駄菓子に、時には懐かしさを感じるのと同様、この映画の甘さも捨てがたい。