Sは映画館で鑑賞 Mはビデオ、BSなどで鑑賞

クイズ・ショウ *** 最後の衝撃は視聴者としてのあり方を観客に問いかけている衝撃なのだ。
クイック&デッド ** クールでもなし、ホットでもなし。
クイックシルバー **1/2 自転車サイコーっす! ケビン・ベーコンがいい!
グース ** きびしくない。
グーニーズ ** 悪ふざけもほどほどにしよう。
クール・ランニング **1/2 かるく楽しめる。
くたばれ!ハリウッド **1/2 こういう男の口車は楽しくもあるが、酒の肴にしかならぬ限界もある。
駆逐艦ベッドフォード作戦 ** 緊迫感にかける。
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち ** どこか冷たい印象を受ける。それは心の暖かさが欠けているからに思える。
グッドフェローズ *** 前半の良いテンポが持続出来れば。演技陣は秀逸。
「グッドフェローズ」 Good Fellas
スコセッシといえば「タクシー・ドライバー」や「レイジング・ブル」なんでしょうが、私は断然これと「最後の誘惑」なへんな人(笑)。これほど笑い声にインパクトがあったのは「アマデウス」のトム・ハルス以来だったレイ・リオッタの笑い声。ブチギレは地かと錯覚させるジョー・ペシ。 デニーロはじめ、すべての小さな役にまで味があり、なんと無名時代のサミュエル・L・ジャクソンまでちらっと拝めてしまう。とにかく最初からそのノンストップで語るスタイルにしびれまくり。音楽の使い方も本当に上手で、ラストに「レイラ」の後半をもってくるという冴えをみせる。特にスコセッシと3度目のコンビとなる撮影監督マイケル・ボールハウスは、独特でリズムのある見事な映像世界を堪能させてくれる。 1990米 監督:マーチン・スコセッシ
Vol.22 2001.4.1
グッドモーニング・バビロン! **1/2 職人気質。
グッドモーニング・ベトナム **1/2 アメリカ側がアウトサイダーであることを、もっとはっきり認識してもらいたい。
クライム・オブ・パッション ** 変でもないし、もちろん普通でもない。
クライモリ *1/2 今頃、これじゃねぇ。
クライング・ゲーム **1/2 まさにびっくり。そしてお笑いへ。
クラッシュ **1/2 あのラストシーンの重みを感じるだけで、クローネンバーグをあなどるなかれと感じる。
グラディエーター **1/2 生への渇望感が希薄で人間描写も雑。叙事詩に必要な魂が描かれていない。
グリース2 **1/2 みんな若かった。
クリープショー ***1/2 洗練された語り口と、ひねくれたユーモアが楽しい傑作。
クリープショー2/怨霊 お話にならない。
グリーン・カード **1/2 目新しい話ではないし、出来もそこそこ止まり。
グリーン・デスティニー *** 物語が融和していないが、アクションシーンは素晴らしい。
グリーンマイル *** 興味深い宗教観。深く重いラスト。映像作品としては原作に惜敗。
クリスティーン ** 車の擬人化は面白いアイディアだが、映像が魔力を表現しきれていない。
クリッター *1/2 お金払ってたら怒ってた。
グリフターズ 詐欺師たち **1/2 キューザック巧演。
クリフハンガー ** 雑な作り。
クリムゾン・タイド **1/2 垂れ流しエンタテイメント。この監督にはもったいなしシナリオ。
クリムゾン・リバー **1/2 ミステリーにしては大ざっぱ。アクションにしては小粒。ドラマにしては浅い。でもポップコーン片手に楽しむにはこんな感じでちょうどいい
クルーエル・インテンションズ **1/2 心理ドラマの入門編としてはユニーク。だがそれ以上の深みはない。
グレイストーク ターザンの伝説 **1/2 まじめだ。くそまじめだ。
クレイマー、クレイマー ***1/2 知性と情感が高いレベルでとけあっている。ダスティン・ホフマンは素晴らしい。
グレート・ウォール **1/2 異文化衝突の巧まざる面白さ。
グレムリン **1/2 モグワイに驚愕! 話はありがち。
黒い絨たん ありだー!
黒い瞳 *** すべてが解き放たれるラストのすがすがしさ。
クロウ 飛翔伝説 **1/2 魅力的な部分はあるが、それが長所になっていない。
グローリー ** 大切なことを忘れている気がする。音楽が素晴らしい。
クロコダイル・ダンディー **1/2 「俺ら東京さ行ぐだ」と同じでしょ。
クロッカーズ ** メッセージ性が希薄になって、リーの映画はただの映画に成り下がった。
クロックストッパーズ ** 小品なのだが可愛くない。
クロッシング・ガード ***1/2 神々しいラスト。妥協のない描写。
「クロッシング・ガード」 CROSSING GUARD, THE
私が大好きなショーン・ペンの監督2作目。娘を交通事故で失って以来、自暴自棄に生きる男の唯一の生き甲斐は、加害者の男への復讐。そしてついにその日がやってくる。そして最後に待っているのは・・・。派手さはなく淡々とドラマは進んでいくが、そこに静かに登場人物の心の中が浮かび上がってくる。前作「インディアン・ランナー」同様、彼の視点は厳しく、クールで、そして優しい。私は大泣き。彼こそカサベテスの後継者と言ってよいのだろう。J・ニコルソンとD・モースが好演。石橋凌もゲイの役で姿を見せる。1995米 監督:ショーン・ペン
Vol.6 2000.03.09
黒猫の怨霊 *** センスの良さを感じるコンパクトな映画。