Sは映画館で鑑賞 Mはビデオ、BSなどで鑑賞

U−571 *** 力強い活動写真的興奮。ドラマは及第点。
ユージュアル・サスペクツ ***1/2 面白い! すばらしい! バンザイ!
遊星からの物体X ** 風呂敷広げすぎ。怖さの本質を描き切れていないもどかしさ。
Uターン *1/2 すべてに中途半端。コメディにもハードボイルドにも、ましてや人間ドラマにもなってない。
U2/魂の叫び *** カッコイイ!
夕陽のガンマン ***1/2 男の映画。しびれる!
続・夕陽のガンマン ** なにかしら緩慢な感じがして緊張感が持続しないし、愛らしくない。
U・ボート **** 戦争下の人間の魂を現代人に突きつける本当の映画。
「U・ボート」 DAS BOOT
もとはTVミニシリーズでそれを劇場用に再構成し、アメリカでも異例の大ヒットとなった西独映画。第二次大戦を舞台に迫真の映像と音響で観客を潜水艦の地獄の中に叩き込んだ。私にとってはじめて試写会で見た作品。そしてはじめて泣いた作品。その息苦しいまでの描写と、ラストの衝撃は小学生だった私には想像を絶するものであり、映画にのめりこむキッカケとなった。ちなみに日本初公開とビデオは135分版。アメリカでの劇場公開時は149分。他にもTVシリーズそのままの完全版(313分)、後日再編集し音響もパワーアップしたディレクターズカット版(209分)を見ることが出来る。音楽が素晴らしくサントラ盤は必携の1枚。監督のペーターゼンは、この後ハリウッドで次々と話題作を送り出すこととなる。1981西独映画。監督:ヴォルフガング・ペーターゼン 

Vol.9 2000.04.24
ゆりかごを揺らす手 *** 日常的な設定を巧みに使いこなしたサスペンスの佳作。
許されざる者 *** 確かな技術に支えられたドラマ。