渋谷パンテオン・渋谷東急・渋谷東急２・３(2003.06.30閉館)
ここと新宿ミラノ座は共に歴史と格式を感じる大劇場。こういう設計の映画館は今後登場する可能性はきわめて少ないだろう。しかし映画館の評価は別（笑）

東京ファンタスティック映画祭の会場としても有名。渋谷最大の映画館だが、音響の方は残念ながら今ひとつ。座席数の割に大画面で見たという実感が湧かないのは、ステージ奥にスクリーンがあるためだろう。シートは最高。→渋谷パンテオン上映作品リスト
ベスト：「アウトブレイク」

ここは不思議な味があって（？）私は結構好きである。スロープなので前の座席に座高の高い人が来ると悲劇なのだが、シネスコサイズの上映では大画面で見た気分が充分に味わえる。ただし天地が若干切られている気がするときもある。
ベスト：「ロスト・ハイウェイ」

劇場を出たところが「東急ストア」というのがひどく興ざめなときがある（笑）

新宿東映パラス１・２・３(2004.01.09閉館)
ここもたびたびの改装、名称変更をくりかえしている。

ビスタサイズ画面が自然に視野に入る作りで、見やすさという点では貴重な映画館だった（最近のシネコンと比較するのは酷だが）。音はクリアではあるもののパワー不足で音域がせまい鳴り方をしている。

高所恐怖症の人はいやになるぐらいの段差がついている。スタジアムシートとかのレベルじゃないなあ（笑）

新宿東映(2004.01.09閉館)

新宿武蔵野館(2003.09.30閉館)
スクリーンのまわりがまるで紙芝居を彷彿とさせる。中音から低音にかけてややこもりがち。キレは感じない。ただし定位感は作品によってすぱっとはまる時があり、ここでの「ドラゴンハート」はしびれるものがあった。
ベスト：「ドラゴンハート」

鶴見文化(2001.06.18閉館)
施設は古いですが、名画座として頑張っている映画館。画面はなかなかクリアです。

東京アイマックスシアター(2002.02.01閉館)
大型映画フォーマットの１つ、アイマックスの都内唯一の専門映画館（アイマックス上映可能なプラネタリウムなどはのぞく）。アイマックス自体の歴史は古く、様々な博覧会会場で上映されたりした。技術的限界からまだ長尺作品を作ることが出来ないが、可能性を秘めた上映形態でドラマのような短中編が作られ始めている。でもまともなアイマックシアターが少ないので比較しようがない（笑）　ソニーが関わっているので、音ももろソニーではあるが、アイマックスのフォーマット自体が優秀なので、私が感じる人工的な音という点はそれほでど強く感じない。画面が大きいので座席は後方でないとつらいものがある。
ベスト：「ファンタジア２０００」

横浜オスカー(2002.01.31閉館)

川崎チネチッタ(2004.01.16閉館)